まじかる☆スマッシュ

ここんところの初音ミクコラボとか、CP品のみの追加だとかガチャレアにさらにレアを捻じ込みとか水着がCP品オンリーだとか、何となく最後の一儲けという感じがしないこともなく
「Ｓ４を最後にサービス終了？」と言う気がしなくもありません。
クリスマスでもハロウィンでも手袋とかをPP品ににして、せめて雰囲気だけでも季節感を味わえるといった配慮があったと思ったのですが。
Ｓ４は初心者でも上級者とでもそれなりに戦える配慮をするとかいうことですが、初心者が入ってきてみて欲しい装備がCP品ばかりで、この先どの程度続けるか分からないゲームにCPを追加するというのは中々難しい気がするんですが。
その辺りを鑑みると、現在残っている人たちから吸い上げれるだけ吸い上げようという意思が見え隠れします。
いい加減パンヤもサービス開始から５年目を迎えようというのですから、息切れも当然といえば当然ですが。
という考えが今回のタイトルに繋がるわけですが。

パンヤ後のポストパンヤを模索、と言うか単純にどんなゲームか食指が動いたわけです。
まじかる☆スマッシュ
単にキャラデザがパンヤと同じってのが選択の理由。

ちなみに見た目ほとんどクーですが年齢が１５歳とか。

イメージし易い様に所々、パンヤと比較しながら話を進めます。
導入はパンヤに比べると若干手順が多めです。
必須スペックですが
Ｐｅｎｔｉｕｍ４・１．６Ｇｈｚ以上
ビデオボード　GeForce5200以上
これはホントに必須ラインと思われます。
ビデオボードが弱い場合はかなりのCPUパワーで押し切れる部分があります。
ＳｉＳ６５１（GeForce２並・HT&L無し）のようなビデオ内臓チップの場合、Ｐｅｎｔｉｕｍ４の２．６６Ｇｈｚで表示はほぼ問題無く行えますが、操作に若干のタイムラグが発生します。
動的なスポーツゲームのため、この辺り結構致命的になります。
逆にビデオボードが強力でも、ある程度以上はあまり意味が無さそうです。
それほど高度な画像処理は行われていませんので。
オプションで設定できる画面設定は
「フルスクリーン」「ウィンドウモード」
「キャラクターに影を付ける」
のみです。
処理を軽くするのに有効な設定はこの「影」のみとなっていますので、パンヤのように解像度を落とすとか色数を落とすとか、エフェクトを切るとか言う手で軽くすることは出来ませんので、この辺りがスペックの敷居を若干高くしています。
と言っても、ビジネスライクなパソコンで無い限りここ２～３年以内のパソコンなら大抵はスペックをクリアーしていると思われます。

通常のゲームテニスゲーム、と言っても私は任天堂のテニスくらいしか知らないのでアレですが一番の違いは、「ボタンを押したら打つ」のでは無く「ボタンを離したら打つ」と言う部分でしょうか。
ボタンを押している時間に応じてパワーの溜が出来るのですが、その間はキャラは全く動けません。
その代わり、ボタンを押している間は相手コートのボールを打ち込む位置を決めるためのポインターが動かせます。
基本的な打ち返しの流れとしては
相手からの返球の位置を予測
↓
ショットの溜
↓
打ち込む位置を決める
文面で書くとこんな感じになります。
実際のテニスの感覚により近いといえば近い気がします。

ボールから少しくらい離れた位置でラケットを振っても勝手にキャラが飛びついてくれますので、その点はあまりシビアでは無いです。
溜のために動けなくなる事に対する対策の一環だと思われます。
もちろん適正な位置で打つほど有利な打ち方が可能です。
ギリギリの位置で打つと「ＢＡＤ」とか表示が出ます。
が、打ち返して点を入れてしまえば正義なのであまり気にすることも無いと思われます。

マジカルスマッシュという特殊ショットがありますがまだ使ったことが無いので分かりません。
同時にマジカルディフェンス（？）という防御もあるようです。
ですが、余程余裕が無いとそんなの使っている余裕は無い気がします。
レベルアップ等でキャラの性能を上げれるようですが、どうもそれほど大差が出ないようです。

デバイスとしてパッドが使えます。
というか必須です。
その割りにゲーム開始後にUSBポートに繋がないと使えないとかいうバグがあったりします。
キーボードでは斜めへの移動で手間取るので時間のロスになります。
ショットボタンを押しながら打ち込む位置を決めるのが難しかったりしますのでパッドは必須でしょう。

パンヤのようなチャットは出来ません。
出来ないことは無いですが現実的ではありません。
少なくともダラダラとバカ話をする余裕は無いかと。
対戦相手との会話は専用のチャットルームで行うことの方がいいです。
ゲームの性質上、ボールを打ちながら会話は不可能です。
そのためあまり他ユーザーとのコミュニケーションというのは難しい気がします。
リアルもしくは、他のネトゲで友達になった人同士という枠組みでしか、なかなか会話が成立しにくいことが予想されます。
つまりは飽きが早そう。
パンヤのように色々と試すことでスコアを伸ばすといった、やりこみの部分が少なく感じますので一人で黙々とやるというのもなかなか辛そうです。
そのうちストーリーモードが実装されるようですが、それも一度やってしまったら飽きそうな気がしますが。
その辺、どういう手を打ってくるか楽しみな部分でもあるでしょう。


キャラクターのモデリングの再現性ははっきり言ってイマイチです。
この辺りは完全にセンスの問題になってくるのですが
「パンヤのキャラデザと同じ人」
という部分をセールスポイントにしていることを思うとかなりガッカリな部分と言えるでしょう。
パンヤ同様に着せ替えショップがあります。
現在売っているのはゲーム内で獲得できる通貨で買える物だけです。
性能が特に上がったりしないようです。
今後は分かりません。
パンヤと同じくガチャがあります。
何が出るとかどんな効果があるとか、公式を見てみても情報がありませんのでさっぱり分かりません。


ゲーム画面はこんな感じ。
２段階に切り替えできますが、ほとんど代わり映えしないので切り替えの意味はほとんどありません。
せっかくのキャラゲーなので、もっと自キャラを拡大した視点とかを工夫してほしいと感じます。
一応、マジカル技使用時は拡大表示になるようですが。


対戦開始時とコートチェンジ、マイルーム時やチャットルームでキャラの拡大表示になります。
が、常に拡大表示でキャラの表情等を見ることで感情移入出来るパンヤのような感情移入は難しいと感じます。

キャラのセリフは短いセリフですがボイスが出ます。
また、セリフはキーに割り当てられていて、都度気分によって喋らせることが可能です。
同じようにキャラの表情を意図的に変更できるようになっています。
こちらはチャットルーム専用ですが。
対戦中はどのみち、キャラがちっさいので判別出来ません。


公式絵師は現在確認できる限りで３人居ます。
同じキャラを描いてもどれも全く似ていないというのはどうなんでしょうｗ
このゲームから一歩出たところで見たらこのゲームのキャラと判別できないほどに違ってます。

おまけ
これは気になってる人は多いのではないでしょうか？

パンチラあります。
ゲーム中でも転んだりすると見えます。
絵がちっさいので「あ、見えた」という程度ですが。
ちなみにテニスなのでアンスコだと思われます。
水着もまだ実装されていません。

このゲームからパンヤに戻るとやはり少しパンヤは古く感じます。
Ｓ４は基本的にＳ３の微調整版と言う感じになってるので見た目はあまり改善されていませんし。
パンヤも解像度を上げると随分違って見えるので解像度を上げてプレイしたいところですが、そうするとゲージなども一緒に小さくなってしまうのでその辺り、いい加減に何とかならんもんでしょうか？
マイルームやショップで解像度が８００×６００固定と言うのも寂しく思えます。

まだサービス開始したばかりでもありますし、公式サイトもあまり充実しているとも言えない状態です。
もしかしたらこの提供会社はこんな感じなのかもしれませんが、情報を一応細かく出したり、常に飽きさせないよう「毎週イベントを打つガメポは結構がんばってるんじゃね？」と思わせる部分は多々あります。
当然ですが、まだまだこのゲームをやっている人は少数ですので混雑することは余程ありません。
とにかく一番気になるのは
「他のユーザーとのコミュニケーションがとり難い」
「やりこみ要素が少なく感じる」
という点でしょうか。
このゲームが生き残るには既存のネットゲを参考にするよりも、むしろ格闘ゲームが生き残っていく方式のほうが当てはまるような気がします。
むしろＤＯＡビーチバレーに近いかもしれません。

現在プレオープンのために色々なイベントをゲーム外で行っているようです。
期間中にLv１０以上になったらWebMoneyを500ポイントだとか、ドロシーのフィギュアがもらえるだとか。
８／５って今日までなので無理ｗ

正直、ポストパンヤには程遠いと感じますが、もう少し空いた時間を使ってやっていこうかと思います。