SSブログ
 
~2010/3/11のメンテ以降のnProtect再実装に関して~
不具合軽減のためのAutoGear(オートギア)導入記事はこちらからどうぞ
 
~So-net用・パンヤ絵文字アイコン・スクリプトの導入に関して~
導入手引きはこちらの記事になります
 

つきあってよ、ななみちゃん [環境]

Windows7の環境に移行してから早4日・・・まだ4日なんか(あせ)
結構色々やってるんでもっと経ってた気がしたよ。
自分なりにパンヤを行う上での環境の、ひとつの結論が出来ましたので報告。

パンヤをWindows7/VISTAで行う上で問題点としてよく挙がるのが
・大会終了時に強制終了、サーバーから追い出される。
・ゲージが滑る、ワープする
の2点でしょうか。
個人的なものと思われるもので
 ・ホイールマウスのホイールの反応が鈍い
というのがあります。

この中で
「・大会終了時に強制終了、サーバーから追い出される。」
に関しては
pangyaU_066.jpg
という、いわゆる強制フルスクリーンモードが追加されたことで一定の解決をみました。
しかし悲しいかなこの強制フルスクリーンモードでパンヤを行う際に
800×600以下の解像度にはワイドの設定がありませんので
昨今は価格が下がった事で主流になっているHD
もしくはフルHD以上のモニターでプレイする場合は
pangyaU_049a.jpg
こんな感じに横に引き伸ばされてしまいます。
ここに
「アスペクト比を維持したまま拡大をする」
という項目があれば
pangyaU_049aa.jpg
こうなるんですが何故無いんでしょう?
技術的にはそれほど難しいとも思えないので実装して欲しい機能です。
この記事を書き終わったら要望を出してみます(めーる)

ちなみに拡大表示の時に640×480の時にレジストリの
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Ntreev\Pangya_JP\Option

vScreenWidth
に”768”と書き込むことで
pangya_003.jpg
こんな感じに自然に横に広げる事が可能です。
これを通常のフルスクリーン表示の時に行うとゲージの位置がおかしかったり
ショット時に何故か画面がバグりますのでこの設定は使えません(だめだ)

しかしこの方法はアスペクト比は正常になりますが
ゲージを定規に使っている場合はセンターがズレてしまいますので使えません。
モニター側にアスペクト比を維持したまま引き伸ばす機能がある場合は
問題は無いと思いますが、昨今のHDモニターには
単純に引き伸ばす機能までしか無い場合が多いようです。
意外に家庭用の液晶TVの方がそっちの機能は充実しているかもしれません。

で、↑ パンヤの設定はあくまで
「メモリーリークを抑えて強制終了の確率を下げる」
ためのものであって「ゲージが滑る、ワープする」と言った症状には
全く効果はありません(だめだ)
と言うのも「強制終了」「ワープする」の2つの不具合は
別の原因が引き起こしていると考えられるからです。
実際、強制フルスクリーンにしてもゲージのワープ現象は起きます。
「これから公開される宇宙戦艦ヤマトとこっそりコラボをしています(ひょえ)」
という話でもなければこの現象は確実にバグです。

そこでまず考えられるのがWindows7/VISTAではWindowsAeroという
3D機能を使った描画方法が採られるようになった事との関連です。
WindowsAeroそのものと言うよりもWindowsAeroを搭載した際に
それまでのXPでは「3フレームまでの描画の遅延は認めます」という
曖昧な仕様だった部分を
「3フレームの描画の遅延を仕様とします」
と変更になった点です。
つまりWindows7/VISTAでは常に3フレーム遅れで描画が行われている事になります。
7/VISTA特有のもっさり感の原因とも言われています。

よく言われている「WindowsAeroを切る」設定を行うというのは
実のところ上記の描画速度には、ほぼ全く影響しません。
Aero特有の処理による遅延は別としても
3フレームの遅延は7/VISTAの仕様だからです。
パンヤにおける「WindowsAeroを切る」という行為は
「処理落ちを防ぐ」「メモリーリークを防ぐ」「強制終了の可能性を下げる」
と言う事には効果はありますが遅延にはあまり関係ありません。

ちなみに使用しているPCのビデオ環境がnVIDIA系
もしくはATI系であれば設定ソフトを使用することで
基本的には遅延を0フレームにすることが可能です。

~nVIDIAの場合~
capture_11112010_080634.jpg
標準ドライバーのこの部分で設定が可能です。

~ATIの場合~
こちらは標準のドライバ等では変更できません。
レジストリを直接叩けば可能のようですが場所は忘れました。
フリーウェアでATI TRAY TOOLと言うのを使う事で設定できます。
今年になって64bit版にも対応したようです。
こちらをインストールした後に
capture_11112010_064909.jpg
 ↓
capture_11112010_064941.jpg
この部分で設定してください。
なお
capture_11112010_064926.jpg
赤枠の部分は意味なさない様なのでチェックを外しておいた方が良いようです。
あとデフォルトではフレームレートが画面の隅っこに表示されますので
OSDなんちゃらという部分も見つけてチェックも外してください。

なお、これは遅延の幅を3フレームまで認めているXPにも有効です。
思ったところでパンヤショットが出せないと言う人は試してください。


と長々と書きましたが、実はこの設定も「ゲージの滑り、カクつき、ワープ」には
全く効果がありませんでした(だめだ)
余談が長くて済みませんでした(ぺこ)
まぁ、気休めにはなりますので気が向いたら設定してみてください。


では、何がゲージの滑り、ワープの原因となっているのでしょう。
実は分かっていません(ひょえ)
ですが、対処法となるだろう方法は見つけました(ぐー)

Windws7の環境に移行してパンヤにインして最初に思ったのが
「ロビーからの移動とかで画面の切り替え時に画面がチラ付くなぁ」
というもの。
この現象は絶対では無く何かの拍子にチラつきが無くなる事もあって
その時にパンヤを行うとかつて無いほどにゲージの動きが良くなります。
カクツキ、ワープが起きた事もありませんでした。

このチラつきですがあれです
パンヤのゲームガードがnProに戻る以前に使われていた
ゲームガードの時に起きていたチラ付きと同じような感じです。
あれはXPやVISTAとか関係無しに起きる現象でした。
あの時には同時にキーボードの反応が悪くなり
カップに合わせるなどの微調整がし難くなるという不具合も起きていて
その対処法として挙げられたのが
「メディアプレイヤーを起動する」
と言うものでした、これはWindows内部コーデックを使用したプレイヤーなら
何でもOKらしいです。
GOMプレイヤーみたいに専用コーデックを内蔵したものではダメでした。
で、まさかと思いパンヤを起動している時にメディアプレイヤーを起動してみました。
チラつきが消えました(びっくり)
ファミモで打ってみると ↑ で書いたようにゲージのカクツキ、ワープは起きず
さらにゲージもヌルヌル動きます。
実はこの時、Windows7をインストールしてから始めて
メディアプレイヤーを立ち上げたのでファイルリストの作成などの処理を
メディアプレイヤーが始めて、その処理が終了すると同時にパンヤが落ちました(だめだ)
パンヤを再起動、メディアプレイヤーも再起動。
しかし今度は画面はチラつきますし
ゲージもカクついたりワープをしたりと先ほどの調子の良さが再現出来ません(あせ)

そこで適当なファイルを再生させてみたところ
また調子が良くなりました(びっくり)
音が鳴りっぱなしのままパンヤというわけにいきませんので
一時停止をさせてみましたが調子の良さは維持されました。


と言うことで現状でのゲージのカクつき、ワープに対する対策としては
「Windows内臓のコーデックを使用するメディアプレイヤーを立ち上げておく」
と言うことで良いようです。
Windows標準のメディアプレイヤーは正直なところかなりの負荷になります。
その他に良く使われているであろうQuickTimeも結構な負荷になります。
RealPlayerはアレだしなぁ・・・
基本的に自動でファイルリストを作成する系のプレイヤーは
唐突に仕事をしたり負荷をいきなり与えてくれるのでお勧めしません。
軽いプレイヤーとしてはMediaPlayerClasicc辺りでしょうか。
いろんなバージョンがありますので適当にググって落としてください。
ニコニコなどで使われているFLV形式などを見るために
コーデックを追加した人などはすでに入っているのではないでしょうか?
64bit版もあるようなので64bitの人はそちらの方が良いかもしれません。
他のソフトを立ち上げながらパンヤというスタイルは美しくありませんが
不具合に激突するくらいなら多少のことは仕方が無いでしょうね。
はぁ(しょぼ)


~まとめ~
最後に当方がWindws7でパンヤを行う際に採った対処法としては
 ・パンヤを互換モード(XP・SP3、2000)で立ち上げる
 ・WindowsAeroを切る
 ・「メモリーの掃除屋さん」を入れる
   (「めもりーくりーなー」を入れたら「めもりーくりーなー」が
    終了できない不具合に出会いましたので入れ替えました)
  ※ここまではメモリーリークへの対応

 ・パンヤ起動時にメディアプレイヤーを立ち上げて再生状態にする。
  (以前の対処法の時は立ち上げるだけで良かったのですが
   今回は再生しておく方が間違い無いようです)
   ※ゲージのカクツキ、ワープへの対応

 おまけ
 ・ATIもしくはnVIDIAの設定ツールでフレームの遅延をカットする。
 ・相変わらずのAutoGear(64bit環境でも有効です)
以上の感じです。
確実では無いかもしれませんし、他の不具合を誘発するかも知れませんが
当方では現在のところ実地の上で効果が出ていますので
Windows7/VIASTの環境で
がまん出来るかぁ!(いかり)
という人は試してみてください。
ゲージのカクツキは表面化していませんがXPでも
目で見えないレベルで起きている可能性もあります。
環境に余裕のある方は同様の方法を実施されると違いが何か出るかもしれません。
仮定ですが、長時間のプレイでゲージが加速する不具合も
同じ箇所の不具合で起きている可能性がありますので。
画面モードは従来通りのフルスクリーンで行っています。
ですので、負荷に関して対応し切れてないかもしれません。
WindowsAeroを切ったりとかの方法はこちらが詳しいです。
技術的なことも掲載されてますので一読しておくことをお勧めします(ぺこ)
ホイールマウスの方はまだ対処法が見つかっていません。
一応は反応しますので保留の方向で。

この記事は気がついたことがあったら、随時追記を入れていきます。


nice!(3)  コメント(3) 
共通テーマ:スカッとゴルフ パンヤ

nice! 3

コメント 3

ほちゃ

わぁ~><;色々と~お疲れ様でした~。
ひとつひとつ^^解決出来る事を♡願っています~(*^-^*)♪
by ほちゃ (2010-11-11 13:28) 

蘭

検証お疲れさまです[ぺこ]
私も春先にwin7になったんですが当初チラつきが有って気になっていたのがいつの間にか無くなっています。
PCは詳しくないのであれこれいじっていません。
打球バーのカクつきとワープも余りに酷かったので試しに旧打球バーでプレイしてから
逆に軽減されてるようですがどうしてかは判りません…(笑
by 蘭 (2010-11-12 03:17) 

もけろー

ほちゃさん>
新環境にはいろいろと問題が付き物ですので
そういった環境を構築していくのも楽しいのですよ[ういんく]

蘭さん>
正直旧打球バーと新打球バーの違いが分からないのですが
「新」と付くからには何かいいことがあるに違いない[いかり]
みたいな感じで旧を使おうと言う気にはならんとです。
なので出来るだけ今までのXPでのプレイの感覚で出来るように
環境を構築するのが目標です。

by もけろー (2010-11-12 14:08) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。